関係代名詞(Relative Pronouns)は、主に文中で名詞とその関連情報を結びつける役割を果たす単語です。英語の関係代名詞には以下のものがあります:「who」「whom」「whose」「which」「that」などがあります。
簡単に言うと、関係代名詞は形容詞です。名詞を後方から修飾します。
考え方としては、例えば
“The person who is speaking English is my brother.”
the personの後にwho(関代)があるわけですから、the personを読んだ後に「何するthe personなの?」と頭に思い描くのです。who is speaking English (英語を話している)→ 英語を話ししている人となるのです。
ただの人から、英語を話している人になりましたね。
who以外の関係代名詞も同じです。
whom
こちらも人を指す関係代名詞で、フォーマルな文体でよく使われます。ただし、日常会話ではあまり使われません。
例: “The professor whom I admire is giving a lecture.”(私が尊敬する教授が講義をしています。)
Whose:
所有を示す関係代名詞です。所有者を示す名詞の前に置かれます。
例: “The book whose cover is red is mine.”(表紙が赤い本は私のものです。)
Which:
物や動物を指す関係代名詞です。主に非制限性節(先行詞に特定の制限を加えず、追加情報を提供する節)で使用されます。
例: “The car, which is parked outside, belongs to my friend.”(外に駐車している車は友達のものです。)
That:
人や物を指す関係代名詞で、最も一般的に使われるものです。制限性節で使用されることが多いです。
例: “The movie that we watched last night was fantastic.”(昨夜見た映画は素晴らしかったです。)
これらの関係代名詞は、先行詞(関係代名詞が指す名詞)と関係節(関係代名詞を含む節)を結びつける役割を果たします。関係節は、先行詞に関する追加情報を提供し、文の内容を詳細に説明するのに役立ちます。関係代名詞は文法的に重要で、複雑な情報をわかりやすく伝える手助けをしてくれます。